戦国時代から伝わるいぼ取り様

いわれ

昔、戦国時代のことです。徳川と武田の三方原の戦いの時、ある侍が、戦の途中で大須賀の殿様より
御拝領賜っていた刀を失くしてしまいました。
殿様より賜った刀を失くしてしまった罪で、その侍は切腹しました。
その亡くなる時に「刀さえ見つけてくれれば、何でも願い事を叶えてやる」と言って亡くなりました。
そののち、村に住んでいたある娘が、いぼができて困っておりました。娘は侍の墓にお参りに来て、
「いぼを取って下さい」とお願いし、いぼを十文字に切る真似をしてその線香鉢の灰をいぼにつけました。
また少し灰を持って帰り、家でも灰をつけ続けました。
するとある日のこと、気が付くと娘のいぼが取れていたということです。
その御礼として刀を奉納したというお話から、その侍の墓はいぼ取り様として祀られるようになりました。
その後も、七月二十三日の命日にはいつもお参りの人が来て、侍を供養したということです。

体験談

実は現住職の私も、手の小指に大きないぼがありました。
二、三回灰をつけておりましたがすぐには取れず、
つけたのを忘れかけ諦めていたいた時、ふとみると少し小さくなっていました。
そしてその内に、そのいぼは無くなってしまいました。

孫の手や足に、いぼができていました。
いぼ神様に参り、灰をもって帰って孫に塗っていました。
毎日気にして見ていたのですが取れず、塗っていた灰がなくなってしまいました。
しかし忘れかけていた時にふと見ると、孫のいぼはなくなっていました。

体験談

肩に出来たいぼが、洋服にすれて痛かったんです。
親戚の人からいぼ神様の事聞いて、早速お寺に行きました。
御祈祷してお参りし、灰をつけて、灰をもって帰ってしばらくつけ続けていました。
すぐには取れなかったのですが、忘れかけていた頃、いぼが取れました。

いぼ取り様

作法

置いてある小さな刀でいぼを切るように撫でてから、
供えられた灰をいぼにつける。

作法